自分の経験から書いておく。どうでもいい理屈は抜きの【実践用】だ。
【発症のタイミング】
⇒熱の上がり始めになりやすい。
【うちの息子の場合はこの順番で症状が出た】(参考)
★意味不明なことしゃべり始める。(うわ言。)
★呼びかけても反応がない。
★目の焦点が合わない。
★口から泡を吹く。(急にしゃべらなくなる。)
★白目をむく。
★全身にけいれんが起きる。
★唇が紫色になる。(チアノーゼ)
⇒これらの症状が複合して数分内に立て続けに現れる。
【あなたがやること】
1)まず落ち着いて、子供の反応を見ろ!
2)とにかく首・わきの下を冷やせ!(動脈の太い所)
3)気道を確保しろ!(首をそらす)
4)すぐに119に電話をして救急車を呼べ!
⇒迷わず救急車を呼べ!どうするかは救急隊と相談すればいい。
【あとがき】(回想)
さすがに初めての時は、ビックリして救急車を呼んだ
救急隊員が来た頃(5分後くらい)には、チアノーゼも消え、だいぶ落ち着いたので、
「熱性けいれんなら大丈夫だと思いますが、心配なら搬送します。どうしますか?」と、
尋ねられた。(慣れている様子だった)
もちろん、脳に異常がないかとか、他の原因じゃないか、と気になったので、
迷わず搬送をお願いした。
結果的には、問題はなかった。(それでもまず診てもらうことだ。)
2回目からはかなり落ち着いて対応できた
でもあの泡を吹いた様子を見たら、死なせてしまったんじゃないかと
後悔の念でいっぱいになる。誰もがショックを受けるはずだ。
小学校に上る前までの子供がなりやすいと言われている
うちは3歳ぐらいから6歳ぐらいまで頻繁に繰り返した。
高熱のたびに何度も繰り返すので気が気でない。
高熱にならないように、ダイアップという座薬を常備していた
熱が出始めたなと思ったら、30分~1時間間隔でこまめに体温を測り記録した。
うちの場合は38℃を越えたら座薬を入れ体温を下げた。
もちろん、つきっきりだ。
(ちなみに父子家庭だったから誰も助けはない。その他に年子の姉がいたので
その世話もしなければならなかった。夫婦二人がいたとしても、結局はママが
対処しなければならない確率が高いだろう。だから、知識として備えておくのだ。
私もできたのだから、あなたも出来る。)
早朝の救急搬送1回、早朝の救急外来1回
夕方に発生した時はかかりつけの小児科医に電話をつなぎながら
アドバイスを受けながら、対処したこともある。
頻繁に痙攣を起こし、喘息がひどくなった時は、入院をしたこともあった。
慣れてきた頃には(しかし毎回生きた心地がしない・・・)、落ち着いて、
熱を下げることに集中し、意識を取り戻させ、水分補給をさせて対処。
改めて、診療をうけるということを何回か繰り返した。
小学校に上がった頃には、全く熱性けいれんは起きなくなった
もちろん、子供の個体差があるし、他の潜在的な病気が潜んでいる可能性もあるので、
とにかく、冷やして体温を下げ、呼吸を確保して、病院に運び医師に診てもらうってことだ。
あくまで、自分の子供のケースを紹介した。
あとは、状況を見て各自の責任で対処して頂きたい。
以上、どこかの誰かの役に立てば幸いである。(りゅう)
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